ママの休日

夫と娘が長野に旅行に行った。
一応誘われたのだが、風水的に凶方位だったので私は遠慮した。
私が転職間もなく、ややお疲れ気味でなるべく外出を避けたかった、というのもある。

家で何をしたかというと映画をたくさん観た。
夫があまり興味のなさそうな女性向け(?)映画を。

特に良かった映画2本:

グランド・ブダペスト・ホテル

『ダージリン急行』などのウェス・アンダーソン監督が、格式高い高級ホテルを取り仕切るコンシェルジュと、彼を慕うベルボーイが繰り広げる冒険を描いた群像ミステリー。常連客をめぐる殺人事件と遺産争いに巻き込まれた二人が、ホテルの威信のためにヨーロッパ中を駆け巡り事件解明に奔走する。

観終わった後もしばらく余韻を楽しめた。
綺麗でノスタルジックな画像だけでもうっとり。ストーリーも面白いしややブラックだがコメディで笑える。登場人物が時代に翻弄されるさまにほろり。

いい映画だと思う。

マダム・イン・ニューヨーク

英語ができず苦悩する主婦が一念発起して英会話学校に通い、コンプレックスを克服し生きがいを見いだしていく女性賛歌。英会話という小さなきっかけを通して人生の喜びを発見するヒロインの日々を、アクションやミュージカルといったこれまでのインド映画とは異なる語り口で描く。

元気でる。
昔私も外国語学校に通っていたのだが、初心者クラスの時はこの映画のように国も世代も違うのに皆すごく仲良しだったのを思い出した。謎の連帯感、というか。授業のあといつも同じカフェでおしゃべりしていた。
主役のインドの女優さんがとても綺麗で検索したら50代というのにびっくり。

映画三昧休暇、よかった。

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