コロナ禍のピアノ発表会

CULTURE

コロナ第3波到来。
今年のピアノ発表会は会場での演奏ではありませんでした。

レコーディングスタジオで収録し、演奏動画をYouTubeにアップするというものでした。
オンライン発表会だ。
娘の演奏を何度でも聞くことができる。
遠方に住んでいる親戚にはURLを渡すだけ。楽ちん。

レコーディングは1人につき3回までトライできる。かなり気持ちの負担が少なかったと思う。
洋服や花束を用意する必要もないし、参加費用も発表会よりお安く、今年は本当に楽だった。
来年もレコーディング方式がよいなあ。

娘は今年はジャズを演奏した。
上手いんじゃないか、と親バカ丸出しの私は思った。
しかし本当に上手いプロが弾いた同じ曲はなんていうかリズムの取り方(グルーヴ感?)が違っていた。
もっと演奏に余裕があるといいなあ。

先週末は発表会後初のグループレッスン。
教科書通りなら新しい曲はちょっと難しいブルースの予定だった。
しかし宿題の曲を弾いた後、先生から
「次は教科書の曲でないものをやろう。みんな炎(ほむら)やりたい?」と突然楽譜が配られた。

炎(ほむら)〜いわずもがな、今まさに大流行の鬼滅の刃映画のテーマ曲だ。
結構長い(7枚)。

この長い楽譜の1枚半まで説明してその日は終了。

先生の「clean up!」でいつもなら終了するのだが、誰一人として終了する気配がない。
みんな楽譜の続きを読んだり指を確認しながらの練習をやめない。
なんだこのみなぎるヤル気。
こんな事はおそらくこの5年間で初めてではないのか。
先生も軽くひいている。
次のレッスンのこどもたちが教室に入ってきてやっとみんな片付けを始めた。

すごいな鬼滅効果。全集中だ。

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