創作意欲と謎の展開

娘「まりあちゃんのお話が書きたいの。だから一刻も早く家に帰りたい。」
と学童のお迎えにいったら言われました。

まりあちゃん・・・誰?

どうも娘の頭の中にあるヒロインらしい。

お話が書きたいなら、うちにはわら半紙がたくさんあるよと渡してみた。

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こんな感じで本の体裁を整える。

タイトルは
「まりあちゃんの誕生日」

書き出し
「きょうはまりあちゃんのおたんじょうびです。おかあさんはじゅんびでおおいそがしです。」

おっいい感じじゃない。
でももう寝る時間だから明日の朝早く起きて書こうね。という言葉に素直に従う娘。

その夜は帰ってきた夫と"うちの娘はクリエイティブ"とたいそう話が弾んだ。ひょっとして将来直木賞とか取っちゃうんじゃない?それなら引き篭もり(娘は引き篭もりタイプ)でもなんとか生活できるね!とか。

親バカ野郎で申し訳ありません。

翌朝ちょう早起きの娘が続きを書いていた。

大筋をいうと、
「そのあとおかあさんとまりあちゃんはおでかけして、すっかりつかれてしまいました。おひるねをしたら、もうつぎのあさでした。おわり。」

ええーーーー。

誕生日全然関係ない!
まりあちゃんかわいそう!
ていうかふだんの自分だよねこれ!

あと本筋には関係ないモブキャラが突然現れたりとちょっとどうかなという展開だった。

娘「おおきくなったら、絵本とかかきたい」
と眼を輝かせて語る。

親としては現実を見せたほうがいいのか。

2016年 小学一年生のブログがたくさん

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