パリの科学館。パリのこども。

パリのホテルのスタッフからいくつかこども向け施設を教えてもらった。
その中でも娘はラヴィレットにある科学産業博物館が旅行で一番楽しかった、という。

19区にあるラヴィレット公園は「音楽」と「科学」をテーマにした多目的公園。シテ・デ・シアンス(科学都市)には科学産業博物館がある。ざっとみたところ、プラネタリウムや発明館、3Dプリンター体験室(?)、実験室(?)など盛りだくさん。

といっても娘はフランス語がわからない。そんな7歳でも楽しめるところはあるのだろうか、とinfoのお姉さんに相談。

シテ・デザンファンはいかがでしょう。5~12歳のお子様向けの展示です。遊びながら科学を学べますよ。」

1時間半の総入れ替え制の展示で、
*身体についてのエトセトラ
*コミュニケーションとは、その方法
*テレビスタジオ体験
*水を使った大規模なおもちゃ
*発電体験
*プチ植物園
*疑似アリ塚
などなど・・・

やはりフランス語説明。たまに英語。

しかしながら遊び方がわからなくても、他のこどもたちがやり方を娘に教えてくれた。明らかに娘より小さい子たちも
「このボタンを押すんだよ」とか
「ここに手をあてないと飛ばないよ」とか。

ウォーターゲームは男子たちに大人気で行列ができるほど。
並んでいた娘に割り込んでくる子が何人もいる。それに気づいた娘の前に並んでいた栗毛の男の子(9歳くらい?)が
「割り込んでくる子にはNON!っていうんだよ」
と娘に話しかけてきた。娘の反応が悪いのに気づき、自ら注意してくれた。
「僕の後ろはこの娘だから。割り込みはダメだよ」
更に自分の番が近づくと今度は娘の後ろに並んでいた金髪の男子(5歳くらい?)に
「この娘の前に人が割り込んで来たら、注意してね」
と頼んでくれた。金髪の子も「割り込みはダメ!」と娘を守ってくれた。

なんだい君たち、天使かな?(見た目的にも)と思った。

なんていうか、パリのこどもは外国人に慣れているんだな、と思った次第です。

2017年 小学2年生のブログ

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