電車で読んでたら吹き出しそうになった。危険です。
”2大ベストセラー 『怖い絵』と『へんないきもの』が、まさかの合体。
アルチンボルドの魚、ルーベンスのオオカミ、クラナッハのミツバチ、ペルッツィのカニ…… 不気味で可笑しい名画の謎に迫る!”
怖い絵シリーズは知っていたが「へんないきもの」の早川さんは知らなかった。そしてこの本を読んで「へんないきもの」に俄然興味が。
絵画にはいろいろな見方があり、人によって琴線に触れる部分が違う。
生物にくわしい早川さんがいきものに着目した絵の感想をのべ、歴史学者の中野さんが絵の背景を解説。
しかしカラバッジオのくだりでは(編集者の友人のゲイの方による)ゲイイコロジーまで知ることができた。
中野京子先生の著作を読んでいるファンには「あれっ」と思われる本かもしれないけれど楽しかったです。
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